髙野商事は、想像力と創造力を発揮し、
地球と人を繋ぐイノベーションカンパニーです!

社長メッセージ

代表取締役社長 髙野 達也

創業からの想い

社是こそが髙野商事の変わらない羅針盤

当社の設立は昭和40年4月。砂を扱う事業を開始したのが昭和44年になります。ちょうどその頃は高度成長期の真っただ中。鹿島地域にあるここ神栖では、非常に良質な砂が採れるため、土を掘ってその砂を用い、コンクリートであったり建設系の資材・骨材として販売する。髙野商事はそういう形でスタートした会社です。

以来、神栖エリアや波崎エリアの砂を採ってきましたが、ここ数年で資源の枯渇が進んでしまいました。やはり資源は有限。これまで相当量の砂を採ったことで、ほとんど資源が残っていない状況です。しかしそれでも当社は砂を売っていかなければいけません。そこで海外から珪砂の輸入をスタートさせますが、その後、中国が砂の輸出を禁止してしまいます。

これにより当社は資源の供給が本当に難しくなりました。危機的な状況を打破すべく、世の中で使われた物をもう一度持ってきて、資源をリサイクルで有効活用できないだろうか。そう考えたのです。決して無限ではない地球資源に対し、我々は知恵を絞り、リサイクルによって様々な形で展開していこうと決意しました。

「限りある地球資材を創造し人々の礎となれ」の社是を掲げ、言葉に従って突き進むことを決意。「人々の礎になれ」の言葉には意味があります。私たちのつくる建設骨材は、一般の方々の目に触れることがほとんどありません。砂ですからコンクリートの中に入っていたり、ビルの中に入っていたりですので。要は目に見えないあらゆる場面で、人々とその生活を支える基盤になっている。その自負を持って社是を掲げました。そして社是に沿って、砂のメーカーとしての立ち位置を確立することになります。

事業変遷の想い

お客様への提案と提供ができる組織への変貌

タカノ物流、大東鉱油、髙野商事。三つの会社により形成されていたグループを合併し、現在の髙野商事となったのが平成28年です。事業承継を行ないながら、新しい体質を目指してのスタートでした。昭和40年の創設以来の様々な出来事を経て、当社は生まれ変わりました。

合併まではお客様のニーズに合わせて商品をつくり、工場を稼動させてきました。しかしそうではなく、これからは強い想いを持って、当社がつくり品質管理する製品をお客様へ提供するという形にシフトチェンジ。単なる下請けから脱却し、率先してお客様へ提案と提供をできる会社への変貌を目指し、その実践を繰り返して参りました。

砂を原料とする製品づくりの他に、当社ではリサイクル事業にも力を注いでいます。当社の有するサッカー場やテニスコートは人工芝でできています。人工芝に砂を入れてお客様に提供してきましたが、これからはリサイクルしていく。長く使われた人工芝から砂を取り除き、もう一度砂を入れて販売。その動きの中で、サッカー場やテニスコートの利用者様や指導者の方へ、一連のリサイクルの流れを知ってもらうことも髙野商事の役割だと考えます。

サッカー場やテニスコート、ビーチバレーのコートなどに携わることで、たくさんの情報が得られます。自社のグラウンドを持つことで、多くのスポーツ関係者の方々に髙野商事という企業を知っていただきたい目的もあり、髙野商事にとって自社グラウンドは重要な場所と認識しています。地域を含めた世の中に対する環境についての提案もできますから。その部分に取り組んでいる会社組織だとご理解いただけたら幸いです。

人材への想い

地域活性化に直結する雇用を広げたい!

当社のような建設資材・骨材資材の仕事は、率直に言ってリクルート面での人気が低いです。働く人にとって、いわゆる3Kのイメージがあるのでしょう。しかしこの仕事は、やりがいも、社会に果たす意義も非常に大きいと自負しています。ですから、何としても、あまり良くないイメージを払拭し、地域における雇用の喪失から脱却したいと考えています。

地域近隣の大企業だけでなく、地元の企業が頑張っているということを伝えながら、地域の雇用を膨らませる。その努力をし続けたいとの想いが強くあります。現在の社長である私がこの地域で生まれて約50年。生まれ、育ち、生きてきたこの地域を何とか少しでも活性化したい。その想いの証として、髙野商事は雇用に力を入れています。

髙野商事は知恵や知識を絞って資源を活用し、物事を創出していく企業。そのため、いろいろアイデアを生み出せる方が望ましいです。逆にアイデアを出せば出す程、それを後押しする会社と言えます。そこを規制することは決してありません。過去の慣例に捉われず、どんどん意見やアイデアを出して、行動できる人材が望ましいと考えます。

扱う資源である砂を用いて何ができるか、砂という商材を使ってこういうことがしたい。そのアイデアは間違っていてもかまいません。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる。それでいいのです。撃たなければ鉄砲も当たりませんから。打ち続けていれば経験を積んで、その精度も自然と上がるでしょう。

「間違えたらどうしよう?」と二の足を踏む必要はありません。失敗を恐れず、どんどんチャレンジできる方に入社してもらえたら嬉しいです。髙野商事でなければできないことがたくさんあります。発想力豊かな人材を心よりお待ちしています。

資源創造への想い

知恵と知識を発揮し、資源全般の開発を目指します

髙野商事は、地球と資源と人日の生活とを結ぶ間の企業。地球から資源をただ受け取っているだけではなく、人間の知恵と知識をフル活用し、地球と人とを繋ぐイノベーションカンパニーです。想像力と創造力を発揮し、ますます良い会社にしていきたいと私は考えます。

私たちの商材である砂は、本当にいろいろな場面で使われています。生まれてから亡くなるまで、いえ、亡くなってからも人は砂と深く関わります。ほんの一例を示せば、赤ん坊の使う哺乳瓶。幼稚園では砂場で遊び、小学校の校庭にも砂があふれています。家を建てようと思えば様々な建材で砂が使われていますし、お酒を飲む器にも砂が使われている。年老いて亡くなった時に入るお墓は全部モルタルでできています。人生の全てに砂が関わってきます。ですから、髙野商事が存在しなければ世の中はまわらないと、大げさな言い方かもしれませんが、そう自負しています。

現在の事業の延長線上ではありますが、資源を創造していくうえでもっと幅を広げていくことが、髙野商事の目標です。砂だけでなく他の様々な資源もどんどん活用していきたい。今後、地球上の資源はあらゆる面で枯渇していくでしょう。ですから新しい何かを資源として創造し、開発していく必要があります。そこを当社が手がけていきたい。砂にこだわりながら、これまでの企業としての経験値を役立てる形で砂だけに留まらず資源全般の創造に関わって参ります。

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